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腸と自律神経に良い食事の摂り方

自律神経を整えるには腸内環境を改善するのが近道ですが、具体的には何をどのように食べれば良いのでしょうか。ポイントとなるのが食物繊維・乳酸菌・たんぱく質の3つです。食物繊維には、水に溶ける水溶性と水に溶けない不溶性の2種類があります。腸内細菌を増やすには、果物、野菜、豆類に多く含まれ、腸内細菌のエサとなりやすい水溶性食物繊維を多く食べるようにします

食物繊維をとるといに注意すべきことは、腸内に悪玉菌がたくさんいる状態では、悪玉菌のエサになってしまい逆効果になる可能性があるということです。乳酸菌などを多く含む発酵食品を合わせてとり、まず善玉菌を元気にしましょう。最近では、腸内細菌が食物繊維を分解することで生み出される短鎖脂肪酸による、腸の蠕動(ぜんどう)運動を促進する動きや、自律神経を整える働きが注目されています。

さらに、自律神経の働きを高めるには、神経伝達物質をつくる良質のたんぱく質が不可欠です。自律神経の原料となる必須アミノ酸を多く含んでいる動物性たんぱく質や、植物性でもアミノ酸スコアが100の大豆たんぱくなどをしっかり摂ることをおすすめします。

最後に、食べ方も重要です。『早食い』は消化吸収にも自律神経に良くない食べ方です。ゆっくり噛んで食べることで消化を助ける唾液の量が増え、自律神経にも良い影響を与えます。リラックスして楽しく会話しながら時間をかけて食事をするのが理想です。ゆったりとしたBGMに、花を飾るなどくつろいだ雰囲気を演出するのもよいでしょう。

心を整える3行日記

慌ただしく過ぎる日々の中で、自分の行動を客観的にみることはなかなか困難です。そこで寝る前の習慣としておすすめしたいのが3行日記です。一日を振り返り、心を落ち着かせることで、副交感神経を優位な状態へと導いてくれます。

やり方は簡単で、その日の失敗したこと、感動したこと、明日の目標をそれぞれ1行ずつ手書きでノートに書いていきます。ほんの些細なことでも大丈夫。日常の小さな変化に気付くことが、自律神経にプラスの作用をもたらしてくれます。

1日3分、呼吸を意識

自律神経は基本的に意識してコントロールすることはできません。唯一、間接的にアプローチできる手段が呼吸です。現代人は時間に追われることが多く、呼吸が浅くはやくなりがちです。すると交感神経が高まることで、血管が収縮し、血流が悪くなります。自律神経のバランスを整えるために、深くゆっくりとした呼吸を意識して、副交感神経を活性化しましょう

まずは1日3分、呼吸を整える時間をつくりましょう。ゆっくり吸い込んで、ゆっくり吐く。それを時間にして1対2のリズムで行います。この呼吸法を寝る前に3分続けるだけで、呼吸の質が変わり、血のめぐりが良くなっていくのが実感できます。

今の私がベストな私

世の中に悩みのない人はいませんが、それをポジティブな方向に持っていけるかで人生は違ってきます。食事や運動でよい習慣をつくることは大切ですが、そこに新しい何かをプラスして欲しいのです。新しい趣味をはじめたり、行ったことのない場所に出かけたりするのも良いでしょう。また、定年や還暦という言葉に惑わされてはいけません。言葉を意識することで急に老け込んでしまいます。本当は59歳と60歳の違いなど何もないのです。毎朝、起きた時に、今の私がベストな私なのだと考えること。体を元気にして、みんなで集まって笑いながら過ごすこと。年齢を重ねるほどそういう機会が大きな価値を生みます。同じ価値観を共有する仲間をつくり、仲間とともに明るく過ごすことは、健康の原点と言えます。