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私たちが普段意識することはありませんが、自律神経は腸や肺、心臓、血管など私たちの生命を維持する機能をコントロールしています。そして、原因がよくわらないけど、なぜか身体の調子が悪いという状態は、自律神経の乱れが原因であることが多いのです。
自律神経は、交感神経と副交感神経の総称で、交感神経は緊張や興奮をつかさどり、精力的に活動するための『アクセル』の働きをしています。それに対して副交感神経はリラックス状態をもたらす『ブレーキ』の役割です。
現代はストレス社会と言われるように常に緊張を強いられ、血管を収縮させる交感神経が優位になりがちです。そして、血管を拡張して全身に新鮮な血液を届けてくれる副交感神経の働きは抑制されてしまいます。そのため、心身をリラックスさせ、ストレスを解消する副交感神経を意識することが、私たちが健やかに過ごすために必要なのです。
自律神経が整いにくくなる一番の原因は、年齢と共に副交感神経の働きが低下してくることにあります。
副交感神経が十分に働かなくなると、血管が収縮した状態が長く続きます。逆に、副交感神経が活発に働くと新しい血管を身体の隅々に行き渡らせることができるため、一つひとつの細胞に栄養や酸素をたっぷりと運び、老廃物をしっかり回収できるのです。いくつになっても健やかな人生を歩むには、副交感神経の機能をいかに維持するかがカギになります。
副交感神経の働きが低下し、自律神経のバランスが乱れている状態は自分で知ることができます。イライラしたり、怒りっぽくなったり、なんとなく調子がよくないと感じることがそのサインです。それ以上、放置しておくと更に悪化してしまうので、心身の個上に常に耳を傾け、自律神経を整える意識をもつことが健康には欠かせません。
副交感神経の働きを活性化するには、実は腸内環境を整えることが近道です。腸は第二の脳と呼ばれるほど神経が集中している場所でもあります。腸内環境が改善すれば腸の消化活動をつかさどる蠕動(ゼンドウ)運動が活発になります。そして、蠕動運動は副交感神経と連携しているため、相互作用が働いて副交感神経も刺激されます。逆に、副交感神経の働きを高める生活を送っていると、腸の蠕動運動が活発になり、腸内環境が改善されます。腸と自律神経は、お互いを支え合う大切なパートナーであると言えます。
腸内環境がよくなると腸内細菌の善玉菌が増え、血液の原料となる栄養素の消化吸収がよくなり、副交感神経も活性化され、血液もサラサラと流れるようになります。つまり、腸内環境を整えることが健康の源と言っても過言ではありません。
腸内環境をよくするには、生活習慣を見直す必要があります。まずは、
・朝食を抜かない
・食物繊維やビタミン・ミネラルが豊富な野菜をたくさん食べる
・発酵食品を積極的に食べる
・しっかり噛んで時間をかけて食事をする
・適度な運動をする
・睡眠を7時間以上とる
という6つのポイントを意識してみてください。今日何ができて、何ができなかったかを振り返るだけでも、変化を実感できるはずです。